熱中症の後遺症について

9月に入ってもまだまだ残暑が続きそうです。
特に熱中症の影響を受けやすい小児や高齢者、外での作業をする方々は引き続き注意が必要です。

熱中症になっても適切な処置を受ければ、数週間以内に完全回復すると考えられていましたが、一時的な症状だけでなく、長く続く影響を残すこともあります。

【熱中症の後遺症】
脳や神経系に関するものが最も多い
体を動かす機能の障害や考える能力の障害など

腎臓や心臓血管系にも影響を与える
熱中症で入院した人の約3分の1強が急性腎障害を経験し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇していた。

後遺症の回復は個人差が大きい
4割強が完全回復、2割強が亡くなり、2割強が回復途中、もしくは長期的な 問題が残った。

後遺症は早期治療やリハビリで改善する可能性はありますが、重症の場合は完全回復が難しいこともあります。そのため、熱中症にならないための予防「適切な水分摂取と涼しい場所に逃げる」ことが重要です。

8月休診予定(お盆休みはありません)

🍉8月休診予定

8/1(木)PM2~4:00

8/2(金)PM2~3:00

8/5(月)PM2~3:00

8/16(金)PM2~3:00

8/19(月)PM2~3:00

8/21(水)PM2~4:30

8/22(木)PM2~3:30

8/23(金)PM2~3:00

8/26(月)PM2~3:30

8/28(水)PM2~3:30

8/29(木)PM2~4:00

感染対策等もあり、来院前はお電話ください

受診者が多い場合は、受付を早く終了させてもらう事があります

新型コロナが増えています

猛暑が続いていますが、またコロナ患者さんが増えてきました。
発熱、風邪症状時はコロナ感染も疑い、できれば検査もしておきましょう。

感染力は変わらず強く、高齢者や持病のある方は重症化のリスクもあります。
尾木医院では、発熱風邪症状の方は原則、別室で隔離もしくは車内で診察させてもらっており、院内感染予防を徹底しております。

来院前にご連絡よろしくお願いいたします。

新型コロナ 全国の感染状況 患者数 10週連続増加 九州で多く 新変異株「KP.3」とは?症状は? | NHK | 新型コロナウイルス

7月休診予定

🎋7月休診予定

7/10(水)PM3~4:00

7/22(月)PM2~3:00

7/25(木)PM2~4:00

7/26(金)PM2~3:00

7/31(水)PM2~3:30

感染症対策もあり、来院時はお電話ください

受診者が多い場合は、受付を早く終了させてもらう事があります

保育で手足口病が流行っています

手足口病は夏風邪の一種で、乳幼児の口の中の粘膜や、手のひら、足の裏、膝、肛門周囲などに水疱性の発疹が出て、数日発熱することがあります。

水疱は1週間程度で自然になくなりますが、口内炎がひどくなって食べられなくなり、「脱水症状」を起こすことも。 またまれに脳炎や髄膜炎を伴って重症化することもあるので注意が必要です。

手足口病に対する特効薬はありませんが、痛みがひどい場合などは鎮痛薬を使うこともあります。

口内の痛みが強い時は、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめ。(例えば、麦茶や牛乳、ミルク系のジュースなど)。食べものは刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。(例えば、ゼリーやプリン、アイスクリーム、豆腐など)

感染経路は経口感染、飛沫感染、接触感染ですが、アルコール消毒は効果がないため、手洗いをしっかりしましょう。

本人の全身状態が安定している場合、つまり、熱が下がり、いつも通りの食欲や元気が回復していれば、発疹が残っていても登校、登園可能です。

ウイルスは 2 ~ 4 週間にわたって、便の中に排出されるため、特に排便後とおむつ替えの後などはしっかり手を洗うようにしましょう。